フルオーダージュエリーの製作事例をご紹介しております。 |
フルオーダーレポートVol.49
フルオーダーメイドジュエリー
ルースに合わせて1からデザインするフルオーダーメイド。
ちゃんとイメージ通りに仕上がるのだろうか?
スムーズにやり取りできるだろうか?
形が何もない状態から作っていく過程をご紹介いたします。
今回は、お持ち込みのゴールドシーンサファイアルースでお作りしたフルオーダーペンダントをご紹介いたします。【お客様(KIKUDAKEデザイン相談から)のご依頼】
1.手持ちのルースでペンダントを作りたい。
2.鶴や菊モチーフなど、和のイメージのペンダントにしたい。
このようなご要望がありました。
※フルオーダーのご相談は、セミオーダーなどと迷っている場合でもご相談いただけます。【デザイン提案】
お客様からは、事前にイラストでペンダントのイメージを送って頂きましたので、まずはそちらを参考に
アレンジしたデザインからご提案させて頂きました。
正式にフルオーダー相談をご注文いただき、改めて様々なデザインをご提案します。
【決定デザイン】
こちらが決定したデザインです。
一目見て、和の趣を感じるデザインです。
お客様とモチーフについてもお話しを重ね、最終的に鶴と彼岸花のデザインに。
彼岸花は、花弁が大きく反り返り、雄蕊が長く外に向かって伸びているため、
かなり繊細で引っかかりの多いモチーフですが、先端を自然に繋げるなどして
引っかかる部分を抑えたデザインです。
また、長く真っ直ぐと伸びた茎もチャームポイントの一つなので、
長い茎をプラチナで表現し、先端に当店のルビーを入れて揺れるチャームパーツにしました。【加工・途中チェック】
今回は、かなり繊細な近細工の作業となってくるため、
各パーツ金属を削って微調整していきました、
お客様との途中形状チェックは、お客様専用ページにアップしたお写真を見てもらいながら、 お電話とメールで細かい状況説明しながら微調整をしていきます。
羽の彫り模様イメージ確認
【完成】
完成したペンダントがこちらです。
神秘的な魅力のあるゴールドシーンサファイアを中心に、和のデザインでまとめたペンダント。
飛翔する鶴に強く咲き誇る彼岸花。
配置は左右対照に配置しつつ、鶴や彼岸花は金細工の職人技を感じる有機的な印象に。
円いサファイアとルビーが中心に並び、ルビーが揺れて、強さの中に可憐な印象を残します。
K18YG、Pt900、サファイア、ルビー ペンダント
【デザイナーより】
お持ち込みのゴールドシーンサファイアルースを使ったペンダント。
他に同じものがなく、個性的な見た目の内包物の影響もあり、
留め方にも工夫が必要なルースです。
モチーフや構造もかなり繊細なので、職人とも打ち合わせを何度も繰り返し、
技術的にも挑戦が必要な加工でした。
お客様が和のデザインにしたいと仰ってくださり、
ルースに和の雰囲気がとてもぴったりで、
ご提案する私もワクワクしながらデザインをご提案させて頂きました。
お客様との対話により、個性的でインパクトのあるペンダントにお仕立て出来たかと思います。
皆様も、是非一度フルオーダージュエリーを作ってみてはいかがでしょうか。
また、デザインライブやKIKUDAKEデザイン相談では、
ルースの写真をそのまま使ってデザインをご提案致しますので、
遠方の方も是非お気軽にご相談くださいませ♪
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
フルオーダーの流れが伝わりましたでしょうか。
かたちのないところから作り上げるフルオーダー
身に着けるお客様にとって一番のデザインになるようデザイナーも心がけております。
こちらのデザインを押し付けるようなことは一切致しませんのでご安心ください。
お気軽にご相談くださいませ。1