職人になろうと思ったきっかけ
得意な加工・好きな仕事
印象に残る加工・大変だった仕事
ロジウムメッキを一度かけてから、部分的に剥がした加工
宝石・ジュエリーの魅力
技術革新(CAD・AI)について
見えない部分でのこだわり
職人としての“視覚の調整”
【視覚調整の例:陰影のコントロール】
デザインを超える「職人の観察」
デザインの先をつくる
趣味の話・版画と観察
職業病・日常で気になってしまうこと
今後の挑戦・未来への展望
Message
INTERVIEW SUMMARY
インタビューを通じて見えてきたのは、技術をひけらかさない「引き算」の美学です。
「何も引っかかりなく、すっと入ってくる」という田坂さんの言葉。それは、完璧な視覚調整が行われた結果、職人の気配すら消え、宝石本来の輝きだけが残るという究極のゴールを指していました。
伝統的な彫金から、現代のCAD、そして未来のAIへ。道具にこだわらず、ただ「美しい形」を追い求めるその瞳は、23年前と変わらぬ好奇心に満ちています。
技能グランプリ2026 全国大会
貴金属装身具部門「金賞・厚生労働大臣賞」受賞
日本一の栄冠。10時間という極限の制約が生んだ、究極の精度。
日本一の証。金メダルと厚生労働大臣賞の盾
練習で製作されたものですが、練習段階とは思えないほどの完成度です。
2年に一度、全国から選抜された一級技能士たちがその腕を競い合う「技能グランプリ」。
田坂氏は2026年度全国大会(2/28-3/1開催)にて、最高位である「金賞」および各職種の金賞受賞者の中で特に優秀な成績を収めた者に贈られる「厚生労働大臣賞」を受賞いたしました。
競技は、課題(平面設計図)に対し、決められた支給材からすべて手作業で10時間以内に仕立て上げるという過酷なもの。 コンマ単位の狂いも許されない極限の緊張感の中で、磨き抜かれた観察力と技術が「日本一」という形で結実しました。





