フルオーダーレポートVol.81

フルオーダーメイドジュエリー

ルースに合わせて1からデザインする
フルオーダーメイド。


今回は、お持ち込みのオレゴンサンストーンでお作りした フルオーダーリングのご紹介です。



【お客様(メールでのご提案)のご依頼】

1.グリーンとシラーが美しい中石に合わせたデザインが希望。
2.「恐竜」「古代生物」「生物の骨」「大地」「退廃的」のイメージで作りたい。
3. ギラギラな派手や女性的な全体的に曲線は好きではないが、ごつめなデザイン、アンティーク、個性的なものが好き。

このようなご要望がありました。






【デザインご提案】


頂いたテーマ・イメージに合わせて、自分なりに思いついたデザインをご提案していきます。
ご提案しながらお客様のお好みについて深掘りし、方向性を決めていきます。


デザインご提案の様子です。





【決定デザイン】




恐竜の骨が出土されるイメージを、リング全体で表したデザインです。

中石向かって左に牙、右に尾椎の骨の上に水流や体表の彫柄、
リングの土台自体は「地層」を表現しております。

骨がルースを掴んでいるような「骨の爪」となっており、石座の天地に「山」と「砂丘」を入れ、
手のひら側には「隕石クレーター」がポイントとして入っております。

恐竜のいた気配や、時間の経過を感じる、どこから見ても見応えのあるデザインとなっております。



【加工途中チェック】


途中形状確認はネット上で行いました。
樹脂模型にルースを乗せ、とお写真にてご確認して頂きました。







【完成】

完成したリングがこちらです。





恐竜がいた時代から時が流れ、その気配や痕跡が顕になった様を表現したリングです。





リングのアームは全体が地層になっており、恐竜の骨が掘り出されたかのような構造です。




爪が骨になっていたり、石座に山や砂丘、手のひら側にクレーターなど、どこから見ても楽しめるデザインです。



ルースとテーマが融合し、長い時の経過が感じられるような今までにないリングとなりました。



PT900、K18PG、オレゴンサンストーン


【デザイナーより】

恐竜や古代生物や大地などをテーマにと伺った時は、私もとってもワクワクしました。

今回、ただ具象的なモチーフを入れるだけでなく、
恐竜がいた時代の気配や退廃的な時の流れを表現したく、
様々な場所に痕跡を残し、リングをどこから見ても楽しめる仕掛けをデザインしました。

お客様の「好き」を伺って、自分なりに「こうして見たら面白いのでは?」というアイディアをお客様に見て頂くやりとりにより、
今まで世の中になかったデザインが生まれます。

デザインは全く想像できていなくても全く問題ございませんので、是非、お気軽にご相談くださいませ。

デザインライブやKIKUDAKEデザイン相談では、
ルースの写真をそのまま使ってデザインをご提案致しますので、
遠方の方も是非お気軽にご相談くださいませ♪


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フルオーダーの流れが伝わりましたでしょうか。

かたちのないところから作り上げるフルオーダー。
身に着けるお客様にとって一番のデザインになるようデザイナーも心がけております。
こちらのデザインを押し付けるようなことは一切致しませんのでご安心ください。

お気軽にご相談くださいませ。

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