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フルオーダーレポートVol.82
フルオーダーメイドジュエリー
ルースに合わせて1からデザインする
フルオーダーメイド。
今回は、お持ち込みのアレキサンドライトでお作りした
フルオーダー メンズリングのご紹介です。
【お客様(デザインライブでのご提案)のご依頼】
1.メンズリングなので、品がありながらもしっかりとした作り。
2.中世ヨーロッパの建築様式(ロココやゴシック)のようなデザイン。
3.メレをあまり使うのではなくメインルースとカラーチェンジを楽しめるデザイン。
このようなご要望がありました。
【デザインご提案】
頂いたテーマ・イメージに合わせて、デザインライブにてデザインをご提案していきました。
デザインライブ後に見比べていただき、細かい仕様を決めていきます。
デザインご提案の様子です。
【決定デザイン】
中世ヨーロッパの建築様式をリングに落とし込んだデザイン。
浮き彫りのレリーフや、アーチ構造、大聖堂の柱の様なアーム、
ダイヤはテーパーバケットを両脇にさりげなく配置するのみで、
立体感と細かい装飾に拘ることで、メンズデザインでも華やかなオーダー感を楽しめるデザインです。
【加工途中チェック】
今回、途中形状確認は店頭ご来店にて行いました。
【完成】
完成したリングがこちらです。
中世ヨーロッパの建築様式をリングに落とし込んだデザインのリングです。
プラチナの浮き彫りレリーフで、センターストーンを華やかに。
大聖堂の柱のようなアームは、シャンパンゴールドを使用し、落ち着きと重厚感を印象付けます。
多面で構成されたアームの一部の面にマット加工を入れ、中央の面に彫模様を施すことで、アンティークの繊細な表現もプラス。
石座土台の側面も、建築デザイン同様に立体的に装飾を施し、どこから見ても楽しめるリングとなりました。
PT900、K18WG、アレキサンドライト
【デザイナーより】
デザインは中世ヨーロッパの建築様式のようなイメージということでお話しをお伺いし、ジュエリーデザインにどう活かせるかを考えてご提案させていただきました。
その後、ちょうどフランスとスペインに赴く機会があり、実際にゴシックやロココ、ネオゴシック等、様々な建築を見て周り、
どこから見ても美しく、遠くから見ても近くで見ても楽しめる、そんな立体としての美しさに感銘を受けました。
時代を経て、作られる建築様式こそ変わってはいきますが、丁寧に作られた素晴らしい設計の建築は、数百年経っても色褪せず、人々から愛され憧れられる存在となります。
このジュエリーも、目にする人を癒し、着けることで体に馴染み、長く愛される存在になるようにと願いを込めて制作させていただきました。
皆様も是非、自分だけのフルオーダージュエリーを作ってみてはいかがでしょうか。
デザインライブやKIKUDAKEデザイン相談では、
ルースの写真をそのまま使ってデザインをご提案致しますので、
遠方の方も是非お気軽にご相談くださいませ♪
フルオーダーの流れが伝わりましたでしょうか。
かたちのないところから作り上げるフルオーダー。
身に着けるお客様にとって一番のデザインになるようデザイナーも心がけております。
こちらのデザインを押し付けるようなことは一切致しませんのでご安心ください。
お気軽にご相談くださいませ。
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